水中に生きる生物のマナティーは、どこに生息しているのか気になっていませんか?
なのでこの記事では、マナティーはどこに生息しているのかを調べてまとめてみました!
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マナティーが生息しているのはどこ?
野生のマナティーが生息しているのは、主にこの3つの地域となります。
・アマゾン川
・北アメリカのフロリダからブラジルにかけて
・アフリカ西部の海岸と河川
マナティーは、アマゾンマナティー、アメリカマナティー、アフリカマナティーの3種類が現在は存在していて、流れの緩やかな川や河口付近の淡水域、沿岸等に生息しています。
そして、3種類のマナティーの生息域はそれぞれこうなっています。
アマゾンマナティー
アマゾンマナティーは、その名前の通りアマゾン川流域に生息しているマナティーで、3種類いるマナティーの中では唯一淡水域のみで生活をしています。
マナティーは何となく海で生活しているようなイメージがありましたが、淡水域のみで生活しているマナティーがいるというのも驚きです。
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アメリカマナティー
アメリカマナティーは、北アメリカのフロリダ半島から西インド諸島、カリブ海からブラジルの中部辺りにかけての河口や沿岸部に生息しています。
その中でも、フロリダでは冬の間はマナティーが発電所の排水溝から出てくる温水や温かい湧き水に依存するという理由から、1年中マナティーを見ることが出来ます。
アメリカ大陸は広いですが、マナティーも北アメリカから南アメリカにかけて広く生息しているという事が伺えます。
しかしマナティーは20度以下の気温に長時間耐えることが出来ないからなのか、フロリダやカリブ海のような温かい海で生息している印象です。
アフリカマナティー
アフリカマナティーは、アフリカ大陸西部の海岸や河川を生息地としています。
実はマナティーはゾウに近い生物なのですが、ゾウと生息域が被ってるのはアフリカマナティーだけなのかなと思います。
マナティーの生息地は日本にはないの?
野生のマナティーは、日本には生息していません。
日本だと沖縄に、マナティーに近い生物のジュゴンが生息していますが、その数は少なくて絶滅を心配されています。
そのため、ジュゴンとマナティーが混合されてしまい、日本でも生息していると思ってしまったのかもしれません。
マナティーのいる水族館は日本だとどこがある?
マナティーのいる水族館は、日本だとこの4つの水族館にいます。(2023/8/3現在の情報です)
・沖縄美ら海水族館
・鳥羽水族館
・熱川バナナワニ園
・新屋島水族館
沖縄の美ら海水族館
沖縄県国頭郡本部町石川424番地にある沖縄の美ら海水族館では、4匹のアメリカマナティーがいます。(2023/8/3現在の情報です)
沖縄美ら海水族館にいるマナティーのうち2匹は、1978年と1997年にメキシコ政府から寄贈されたものですが、そのうち2匹は2001年と2021年に水族館で生まれた個体です。
鳥羽水族館
三重県鳥羽市鳥羽3-3-6にある鳥羽水族館には、アフリカマナティーが2匹いて、日本では鳥羽水族館でしか見ることが出来ません。
鳥羽水族館にいるアフリカマナティーのうち、「かなた」は1996年6月に水族館にやってきて、「みらい」は2010年に入館しています。
熱川バナナワニ園
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10にある熱川バナナワニ園では、日本で唯一アマゾンマナティーを飼育しています。
そして熱川バナナワニ園のアマゾンマナティーは、1969年にアメリカのマイアミから来ました。
新屋島水族館
香川県高松市屋島東町1785-1にある新屋島水族館では、2匹のアメリカマナティーが飼育されています。
アメリカマナティーですが、新屋島水族館にいるアメリカマナティーはドイツの動物園から来館しています。
マナティーが生息地しているのはどこまとめ
マナティーが生息地している地域についてまとめてみましたが、沿岸部だけでなく淡水でしか生息していない種類がいるというのも意外な印象でした。
そしてマナティー自体が数を減らしている個体なので、日本の水族館でも飼育している場所は少ないと感じました。
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